メモ

調べたり思いついたりしたことをメモします

MDNの翻訳

この記事はMDNやFirefox OSのドキュメントをみんなで翻訳! Advent Calendar 2014 - Adventarの13日目です。

MDNの翻訳のやり方その他は Advent Calendar の他の方々が丁寧に解説されているので、私は翻訳にまつわる感想を書こうと思います。

私は英語ができないのでMozilla系のドキュメントをMDNで見る際、日本語翻訳版を見ることが多いです。しかしながら、MDNの日本語はあまり充実しているとはいえず、最新状況への追随もちょっぴり遅れている感があります。日本語版と英語版を見比べるとだいぶ違うことが書いていることもしばしば。 特に FirefoxOS のGaia、webapi、開発ツール関係あたりは進展が早く、日本語化されていてもたちまち古くなってしまうイタチごっこが続いている気がしてなりません。 とはいえ国内のアプリ開発人口を増やさなければFirefoxOS界隈は勢いを失うでしょうので、国内向けの正しい知識の共有化は喫緊の課題であると思います。

私もいろいろ調べ事をするときにはやむなく辞書を片手にMDN英語版に頼っています。というかこれのためにAndroid版の辞書アプリを買いました。それまではWeblioやYahoo、excite、googleあたりの翻訳サービスを使っていましたが、辞書を買ってみて実感しました、ちゃんとした辞書で用例や熟語、慣用句を調べられるのって素晴らしい。使っているのはwizdomの辞書 です。 時々落ちたりしますしアプリとしての品質はそれほど高いとはいえませんが、辞書としては秀逸だと思います。お手軽に単語を調べる時にはFirefoxブラウザのアドオンのQuickTransratorを使っていますが、ちゃんとした辞書をひく習慣は大切なものです。情報量が圧倒的に違います。

で、MDNの翻訳についてです。翻訳結果の更新はwikipediaを編集するような感覚でお手軽に書き込めるようになっています。しかし問題は編集操作ではなく翻訳の中身です。1ページまるまる翻訳しなくても徐々に書き加えていくやり方でも大丈夫なので、私の場合は調べ事をする都度、そのページの調べた部分を書き記していくようにしています。これまでいくつかのページを翻訳しましたがページまるまる全部しっかりやりきったことは少ないです。すみません。例として下記のようなページを編集しました。英語力があまりに稚拙で大変恐縮なのですが自分で読んだことを残していければ今後人の役に立つのではと思いつつやっています。

Device Storage API - Web API インターフェイス | MDN

Firefox OSをデバッグする - Mozilla | MDN

将来、機械翻訳の精度が一層高まればこのように人力で翻訳を更新していくこともなくなるのでしょうけど、コンパイラのような高精度な機械的変換ができるのはまだまだ遠い未来の技術ではないかと思います。まず技術の発信源はほとんど英語圏ですので、技術者たるもの英語ぐらい読み書きできるようになりたいものですね。